己の欲を客観視してみるとわかること

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己を知るには己の欲を知ると手っ取り早いかも

「己を知る」ことは、この世で生きていく上で、非常に重要なことの一つであります。

幸せに生きる

これは私たちに課せられた使命と言えますが、逆説的にこうも言えます。

無駄な時間を過ごし、無駄に生きるな

 無駄な時間を過ごさないためには、己の強みと弱みを知ることも大切だと思うのです。

強みと弱みを知る。つまりは「己を知る」。

 

さて、ところでここで問題が生じます。

「どうやって己を知るのか?」

 

私の行った方法ではありますが、ここに残して行こうと思います。

なぜ思い立ったのか、思考順に整理します。

 

  1. 「己を知る」ことは重要であるに違いない!
  2. でもどうやって知ればいいんだろう?
  3. 世の中のこと一つ一つ目の前に(あるいは経験)して、自分がどう感じるのかで、「己を知る」ことはできるだろう
  4. とすれば、「己を知る」とは、人間が人生をかけて取り組むことなのか?!
  5. いや、私ももうすでに40年は生きてきたのだ!私という人間の片鱗でもこの生き方にすでに現れているかも知れない!!
  6. そうだ!過去の経験から、「己を知る」ことができるんじゃないか!?
  7. もっと言えば、経験から残った強い思いを知れば手っ取り早いよね🎶
  8. 強い思いといえば、「欲」かな?己の欲を知れば、己が知れるかも!

 

過去の欲が現在の自分を作っている可能性

欲、というものに目を向けてみると、意外にへこみます・・・(私の場合ですが)。

こんなにも身の程知らずな希望を持っていたのか!と、我ながら情けなくなりました。

 

しかし、やはりというか・・・

己の欲を知れば、己が少しばかり見えてくるではありませんか!

 

そしてわかったこと。

私は、

人の目、人の評価を気にする人間で、自分自身の意思よりも、他人の言葉に影響されて人生を歩んできた傾向がある

とわかりました。

  • 女性にモテるから!と聞けば、髪型や服装もその通りに変えた
  • 「今時タバコも吸えないようじゃ、男じゃねー」とタバコに手を出した
  • 男なんだから大学くらい出ていなと恥ずかしい、と言われ行きたくもない大学進学を選んだ
  • 仕事とは、他人様の役に立つことをすることで、衣食住のどれかに関わることが手っ取り早い。とりわけ食に関することはもっとも人の役に立つだろう!と言われ就職先を決めた

まぁ、人の意見に従ったほんの一例ですけどね・・・。

進学とか就職とか・・・、かなり重要な選択まで人任せにしてるんですね。

 

 

満たせなかった欲は執着となり無意識にこびりつく

私が見た「己」とは・・・

自分の人生を使って人の人生を生きる人

だったんですね。

細かいことを言えば、仕事での意思決定なんかも、人の目・人の意見を考慮しますね。

こう言えばあの人がああ言うだろう。

あれをしたら、上司からこう評価されるだろう。

 

なぜ私は、そんな「己」を抱えて生きているんでしょうか?

これも「己の欲」を見ることで解決しました!

細かいことは省きますが、私には、どうしても満たされなかった欲があったんです。

それは

親から認められたい!

という欲です。

親から認められる = 親の言いなりになる

という勘違いまでして・・・。

 

しかし、親から認められたい!と言う欲を抱えて行きてきた私も、いずれ成人します。

いつまでも、「親から認められたい」なんて言ってられません。

でも、(言いなりになってまでも)認められたいという欲は、満たされていません。

そこで登場したのが、身の回りの人たち。

友人や彼女、先生・先輩、、、、。

彼ら、彼女らの目や意見、評価を気にすることで、満たされなかった欲を満たそうとしていたのです。

これはもう、無意識レベルに刷り込まれた本能のように、自分が従う相手を求めていたんですね。

 

手放し、自由になり、今を生きる

 「己の欲」をこうして客観視できると、不思議と

「ああ、こんなもんか」

「自分はこんなもんを抱えていたのか」

と気持ちが楽になります。

その上で気に入らなければ手放すこともできてきます。

(もちろん私は「人のいいなりになって生きる」なんて気に入らないので、手放すことにしました!!)

 

どうやって手放すのか?

 

おそらく・・・

欲の出所に納得できれば、自然にその欲は離れていっています。

「おそらく」と言うのは、私も特に手放そうと意識して、欲を手放したわけではないからです。

気づいたら離れていた。

 

以上の変化は、私特有の事例かもしれませんが、もしあなたが生きることに苦しさを感じているならば・・・。

試してみると何かが変わるきっかけになるかもしれませんよ。